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描画革命

わたしがエンジニアなせいなのか、あまり二次元の女の子などに興味がないせいなのか、それともワビサビがわからないせいなのか、思うのだけど、いわゆるpixivで描かれているような美麗な絵というのは、そろそろ安価に生産が可能な時代に入ってきているのではないかと、最近思う。

制作でも製作でもなく、生産が可能なのではないかと。

なのにどうしてなのか誰もやらないので、みんなの中に何か協定のような、つまり、絵は手で書こう、というような、取り決めがあるんじゃないかなと、疑っているくらいである。

そんなことは言っても、幾度も起きた人類史上における機械化による革命は、確実に世界を豊かにしてきた。

これ以上、人類をペンタブの上で芯と一緒に消耗させていてはいけないのだと、わたしは思うのだ。

伝統芸能

わたしは絵を描かない。今まで描こうと思ったことは多々あるが、なんというか、体育会系の気質に嫌気がさしてしまって興味が続かずにやめた。

何が鉛筆を手に持ち線を引く練習だ、と思った記憶がある。ベジェ曲線でもB-スプラインでもなんでもいい、点間の補完メソッドはいくらでもある。

その次の章は人体の構造を学び、人を描けるようになりましょう、と書いてあった。見事な手段と目的の混同だと思った。人の頭が足先についていることはごく稀な事象なのに、なんでそこら辺にうじゃうじゃいる人間の形を手で描けるようにならなきゃいけないんだろう。

いや、描きたいならいい。好きにすればいい。君の興味関心を阻害する気はない。ただそれは、もうこの現代において職人の技というものだ。

わたしだって職人のことは尊敬している、しかしそろそろ職人の技が置き換えられる時期が来ているとわたしは思っている。

CDD(Code Driven Drawing)

最初に書いた通り、美麗な絵のうち少なくないものが、安価に生産可能だというわたしの見立てがある。

どうやって生産するかについては色々あるが(最近は深層学習による画像の生成というものまであるらしい)、現実的に言って通常のプログラミングを用いたい。

今後は、コードを書くことも、絵を描いたと言えるようにしたいと思う。